クラウ・ソラスの輝き

 もちろん全ての傭兵がそうじゃないことだって解ってる、中にはベリルと敵対する傭兵もいるのだから。

 生きるために傭兵になった人もいる、戦うことを選んだ人たちの理由は様々だ。

 むやみに責めることは良い方法じゃないってベリルは言っていた。

 僕は、天国なんかに興味はない。

 だけど天国に行く人たちのために戦いたい、その笑顔を護りたい。

 目の前に見える背中はそれを実現させてくれる。だから、僕は追いかける。