クラウ・ソラスの輝き

「ダグ、庭にテーブル置いて」

「庭? だめだよ」

「どうして?」

 少し強ばった口調で応えたダグラスに小首をかしげた。

「君は狙われてるんだよ。どこから撃たれるか解らないのに外に出るなんてだめだよ」

「あ、そか」

 そういえば、いつもは庭でゴルフの素振りをしているパパがここ最近は家の中にずっといる。

 楽しくて二人がうちにいる理由を忘れていた。

「食堂(ダイニングルーム)を飾ればいいよ。リビングからは見えないし、入らないようにすれば見つからないよ」

 やや陰りを見せたミーナを元気づけようと目一杯の笑顔で提案した。