──輝く剣に導かれ、ダグラスは多くの人を救っていく事だろう。

 彼もまた、その輝きを受け継ぎ、若き者たちを導いていく。


「ベリル」

「ん?」

 振り返ったベリルに口角をつりあげる。

「ベリルなら性別どころか、どんな年齢差だって許されると思うよ」

「どういう意味だ」

「アッハッハッハッ!」

 どこまでも晴れ渡る空に、ダグラスの笑い声が響き渡った。



 Fin





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