『クラウ・ソラス』

 輝く神の剣──人は、その心のままに突き進むことは難しい。

 ベリルはその輝きで、俺たちを導き続けてくれるだろうか。

 俺たちも、その輝きに成れるように少しずつでも、より良くしていかなければならない。

 簡単なことじゃない。

 でも、出来ない訳じゃない。出来ない訳がない。

 人の可能性を信じれば、出来ないことじゃないだろう。

「無理だ」とあざ笑う奴がいても構わない。

 陽の光に背を向けていたって、まばゆい光は目に差し込んでくるのだから。