クラウ・ソラスの輝き

「こりゃあ大変だ」

 それで素早く身軽な連中を揃えたんだなと、改めて今回のメンバーを見回す。

 新人もいるようだが、十人ほどの仲間は細身が多い。

 この中の何人かはリリパットだろうなと予想した。

 それからダグラスは、街を見渡せる高台で現地警察と話し合いをしているベリルを少し離れた場所から他の仲間たちと眺めていた。

「あ」

 ふと、その姿に小さく声を上げる。

 雲の間から差し込んだ陽の光がベリルの短い金色の髪を照らし、それがなんとも神々しく見えたのだ。

「クラウ……ソラス」

 ぼそりと聞こえた言葉に振り返る。

 仲間の一人が羨望の眼差しでベリルを見つめていた。

 ダグラスよりも若干、若いように感じられた。