クラウ・ソラスの輝き

 女性は四十代ほどで、年に見合った花柄のワンピースを着ている。

 背中までのブロンドは緩いカールがかかっていて、薄手のカーティガンを羽織っていた。
 怯えていた女性は扉を開いて息を呑んだ。

 ベリルの姿は、アイスコープを覗いた時よりも鮮烈に目に飛び込んできた。

 それは強烈な存在感とでも言おうか。

 その瞳を見た途端、何かに圧倒されたように言葉を詰まらせる。

 ダグラスは見慣れた光景に頭をポリポリとかいた。

 男女を問わずベリルの持つ独特の雰囲気と整った容姿に一瞬、誰もが喉を詰まらせる。

 女性は特に惹かれてしまう。