クラウ・ソラスの輝き


 ──深夜

「おやすみなさい」

 ソファでノートパソコンを見つめているベリルに言って自分の部屋に向かった。

「ん、おやすみ」

 ここの所ベリルは何かを調べているようだ。

 ローランドという傭兵から投げられたナイフに刻まれていた

「シャイニー・ブレイド」という名前を見てからだなと、ベッドに潜り込み天井を見つめる。

 麻薬シンジケートらしいけど、対立している立場のローランドがどうしてベリルにそんな情報を流したんだろう?

 何か裏があると思うんだけどな~と考えながらダグラスは意識を遠ざけた。

 リビングにいるベリルはノートパソコンのディスプレイを見つめて苦い表情を浮かべる。

「でかいな」

 画面に映し出されている麻薬組織の名前の一覧に小さく唸った。

 名前の隣には★マークが一つから三つほど記されていた。

 周りから攻めるかと思案しつつ小さく溜息を吐き出し、静かにノートパソコンを閉じた。