クラウ・ソラスの輝き

 目隠しで社会に飛び込むのは怖い。


 けれど、訊けばきっと誰かが教えてくれる。

 失敗して、後悔して、そこからまた始めればいいんだ。

 そこがゴールじゃない。

「ありがとうございます!」

 勢いよく立ち上がり震える声を張り上げた。

「ゆっくりしていくと良い」

「はい!」

 ベリルは元気の良い声に再び微笑み、夕飯の支度をするためキッチンに向かった。