──スクールから帰ってきたダグラスから聞かされた事にベリルは眉間のしわを深く刻んだ。
「二日後?」
「うん。よろしくね~」
リビングのソファでくつろぎながらお菓子を口に投げ入れる。
そして、キッチンで夕飯の準備をしているベリルをちらりを見やり、その様子に声を殺して笑った。
まさか勝手に予定を組んでくるとは思わなかったのか、眉を寄せて固まっている。
こんなベリルは滅多に見られない。
これから先も見られるとは限らないのだから今の内にしっかり見ておこう。
喜んでいたダグラスだが、ふと「ああ、そうか。ベリルが人をからかう理由ってこういうことなのかな」と気がついた。



