クラウ・ソラスの輝き

 ベリルがどこの何者かを知っていて知らないフリをしているのだ。

 普通の住人として付き合っている事は驚きである。

 ある意味、ここは傭兵たちが住んでも心地よい場所かもしれない。

 あんまり集まられても困るけどと考えてダグラスは思わず吹き出した。じゃあ僕が誰かもみんな知ってるんじゃないか。

 少なくとも、父であったハミルは有名な傭兵だった。

 一人も知らないとは思えない。

 そんな事を考えつつ二時間ほど汗を流しシャワーを浴びて眠りにつこうとベッドに横たわる。

 しかしふと、

「あっ! 言うの忘れてた」