一同はそれを珍しそうに眺める。
耳にすっぽりと収まるサイズのヘッドセットはメタルブルーの外見に赤・青・黄色の小さなボタンが付いていた。
「初期設定は済ませてある。起動ボタンを押してくれるだけで良い」
そのあとダグラスが起動方法を説明する。
いまは内蔵電池の使用量を減らさないために待機モードとなっている。
「赤は私のみに通じる会話。青は全体の声、黄はチームのみだ。ボタンを二つ以上押せばリセットされる。どのモードなのか解らなくなった時はそうするように」
一度耳に装着すればいちいち外してボタンの色を確認してはいられない。
それぞれは自分の付ける側の耳に合わせてボタンの配置を覚えていった。
その様子を確認しながらベリルは説明を続ける。
耳にすっぽりと収まるサイズのヘッドセットはメタルブルーの外見に赤・青・黄色の小さなボタンが付いていた。
「初期設定は済ませてある。起動ボタンを押してくれるだけで良い」
そのあとダグラスが起動方法を説明する。
いまは内蔵電池の使用量を減らさないために待機モードとなっている。
「赤は私のみに通じる会話。青は全体の声、黄はチームのみだ。ボタンを二つ以上押せばリセットされる。どのモードなのか解らなくなった時はそうするように」
一度耳に装着すればいちいち外してボタンの色を確認してはいられない。
それぞれは自分の付ける側の耳に合わせてボタンの配置を覚えていった。
その様子を確認しながらベリルは説明を続ける。



