「瑠那!!!」


「雪音………」



「えっ………?」


あたしは
瑠那の顔を見て
一瞬で笑顔が消えた………


「ど………したの…?」

あたしが見たもの……
それは………
瑠那の


泣き顔……


「雪音さ………

5時間目何してたの…?」


「えっ………?」


「5時間目……
雪音おらなかったでしょ…?
その時ね………
冬山くんもおらなかったの…」


「…………」


びっくりした………
あたしと…冬山…
2人が一緒に
居なくなっただけで………
こんなに泣くなんて………


言えなくなってしまった………


あたしが………

冬山のこと
好きって知ったら
これ以上………
もっと泣くかもしれない………


ううん………
泣くと思う………