詩日記〈うたにっき〉

夢を見た。

行き交う
人の群れの中、

誰にも
その存在を
気付かれることなく、

ただ
そこに横たわり、

静かに
息絶えていた
自分の姿‥。




私は ただ、
その様子を
遠目から眺めていた。




きっと、
私が死んだら

夢のようになる
の
かもしれない
と
思った。




誰も

私の死に対して
何の感心もなく、

きっと、

涙さえも
流してはくれない‥。




どこで
息絶えるにせよ

私は きっと、

ゴミのように
扱われ

捨てられる。



そして

たくさんのゴミたち
と
同じ炎の中で焼かれ、

私の存在
は
消えいく‥。






どうせ、

最後も
自分ひとりだけ
なら、

せめて、

私 自身
が
自分を見送って
あげよう‥




夢の中の

自分の

ように…