詩日記〈うたにっき〉

たとえば、
この世界の
全てが

光の中
に

あったら‥


たとえば、
この世界の
全てが

闇の中
に

あったら‥



私は
もう 少しだけ、

この世界に
居よう
と

思ったのかも
しれない‥。





もし、
全てが

光の中
に

あって

どんな

小さな闇
も

存在しなかったら、


私の心は
きっと‥

不安や
絶望で

満たされる
ことは
なかったのに‥。





もし、
全てが

闇の中
に

あって

どんな

小さな光
も

存在しなかったら、


私の心は
きっと‥

叶いもしない
微かな希望
を

抱くことも
なかったのに‥。




この世界は

どちらでも
あり、

どちらでも
なかった。





だからこそ、
私は
この世界で

生きる
のが

苦痛で
たまらなかった。







光を望めば
闇が生まれ


闇が満ちれば
光を望んだ




当たり前に
繰り返される
それが

私には
大いなる

苦しみ

で しか
なかった…。




いっそのこと‥







私は

ずっと‥

闇の中

に

居たかった…