「川本くん、傘ありがとうね」
「いいよ♪ロッカーにいれといてくれてありがとう」
「ううん、最初わからなくて探したけど」
「ごめん、あのさ、メアド交換しない?」
「あ、うんいいよ」
「友達になりたい」
「うちも同じこと思ってた」

メアド交換を互いにした

「じゃあよろしくね」
「うん、バイトしなきゃいけないだろうからうちはこれで帰るね」
「うん、またね」

その日から私はそのコンビニに毎日通った

「いらっしゃ…なんだ木下か」
「ちょっと~うちも客だよ」
「ハハハ、なんか好きな飲み物1つだけ持ってていいよ」
「え?ほんと?」
「うん、おごる」
「え~なんかかしつくるみたいでやだな」
「人の優しさ素直に受けとれよ」
「わかった、んじゃ選んでくる」

私はジュースを選び持っていった

「ありがとう」
「いいって、そういえば俺木下のことあまりしらないな」
「うちだって川本くんのことあまりしらない」
「よし今から簡単な自己紹介しよう」
「誕生日と血液型だけでいいよね?」