数分後川本くんは戻ってきた

「レジ下に隠れるか?」
「え?でも…」
「今からの時間は店長と俺ともう1人だけだから」
「尚更…」

「店長は大丈夫だから」
「でも…隠れようかな、なんか少しワクワクしてきた♪」
「よっしゃ決まりな」

その後私はコソコソとレジ下に隠れた

「ドキドキする」
「あんま喋んな」

小声で会話をした

「川本くん、お疲れ」
「お疲れ様でーす」

突然俺のズボンの裾を桃夏が引っ張った

「なんだよ」
「お腹すいた」
「もう少し待ってて」
「わかった」

棚確認の時賞味期限間近のものをカゴにいれて持っていった

「好きなもん食べな」
「こんなにいっぱいなんで?」
「賞味期限間近のもんは店員が少し貰ってっていいんだよ」
「ありがとう♪」
「俺もなんか食べよ」