翌日 いつものように 時間を感じるだけ 目立たない 場所にいるわたし おばちゃん 2人が近づいてきた おばちゃんは わたしの天敵なんです 勘弁してほしい 「この自転車 やすいわね〜」 「たげと すぐ壊れそうよ」 ペラペラ よくしゃべる どうせ買わないくせに すぐに 向こうに行った ほんとは 誰でもいいから 買ってほしい 外に出てみたい 走りたい 今シーズンが 終わるとわたしは 処分される かもしれない