ある日、朝に緊急朝会で
あつまることになった。

「ったく…だりーなぁ」

俺はポケットに手を突っ込んで
体育館へと向かう。

「なあ、蓮!!今日さ、
校長からなんか連絡あるらしいぜ!」

大きな声で話しかけてきたのは
健だ。
こいつとは小学校からの友達で
ずっとクラスが同じ。

「ふーん、まじだりーよな」

「体育館到着っと」

「おー、集まってんなー」

俺と健は全校生徒の多さに
改めて驚いた。