先生と生徒の切ない恋

「あら、どうしたの??」
実沙希先生が、優しく言う。

百花は大分落ち着いて
話し始めた。

「祐一先生と芭琉先生
怪しそうだった・・・・・・・」
と小さい声で言った。

「あぁ、あの二人噂あるのよ。」
と苦笑いで言う実沙希先生。

「・・・・・知ってた。」
ぼそっと言う百花。

しばらくして、百花が

「冬休みの時、カップルの
ように、歩いてたんだあ!!」
と吹っ切れた感じで言った。

「そうだったの・・・・・・」
消える声で言った実沙希先生。

「先生、ありがと!!
すっきりした。またねー!」
と明るい声で言った。

出る際に
「内緒だよ???」
と言って百花は出て行った。