「今日どこ行きたい?」 「んー、お散歩したい」 「いつもそれじゃん!」 「ふふっ。だってお散歩好きなんだもん」 手を繋いで仲良く歩く私達――とまではいかないけど、二人で何度も遊ぶようになっていた。 ――もちろん、夢の中でだけど。