「りかー!! ご飯だよー!!」


「今行くー!」


 母親の呼びかけに答え、机の引き出しの中に本を仕舞いこむ。


 もしかしたら他にもおまじないが載ってたかもしれないけど、さっきみたいな内容だったらもっとショックを受けるに違いない。



 なんだかモヤモヤした気持ちのまま一階へと急いだ。