「りか?」


「な、なんでもない……ごめん。でも、また会えて嬉しいの!」


 彼は不思議そうな顔をしていたけど、さすがにもう本人には話せない。


 夢の中の彼でも、彼は彼だもん。


「よくわかんねーけど帰り公園寄んない?」


「うん!」