地味子な私と、人気者の彼


「やっと、ちゃんと目見てくれた」


 ズルイよ。


 どうしてあなたはいつだってそんなに優しいのかな。


 私の気持ち、見透かされているような気になってきちゃうよ。


「さ、飯食お! サッカーあるし体力つけなきゃなー」


「そうだね」