「りか、ウザイんだもん。暗いくせにムリして頑張っちゃってさ! バッカみたい」 「……それだけ?」 「あんたみたいな暗い子が、人気者の早坂に相手にしてもらおうとしちゃってさ、見ててウザイ」 私の目からは、とめどなく涙が溢れ出ていた。 けどそれを拭うことなく私は続ける。