実は二人でお昼を食べたあの日、私は聞きたくない事を耳にした。 汰一君はサッカーをするから昇降口で別れた私は、そのまま二階へと上がっていった。 「りかちゃん。ちょっといいかな……」 「真美ちゃん……いいけどどうしたの?」 「言いにくいからこっち来てほしいの」