ふと上を見ると、汰一君と数名の男子がそこに居た。 汰一君以外の男の子と喋る事なんて無かったから、どう反応していいか分からない。 「ま、たまには三つ編みもいいんじゃん」 そう言って当たり前のように私の頭に手を置く彼。