地味子な私と、人気者の彼



「あー……確かに」


「それはちょっと泣けるわ」


「え! せめて笑えよお前ら!! その反応はマジ切ない!」



 ――ほんのちょっと、ガッカリした。


 やっぱり夢と現実は繋がっていなくて、本当にたまたま寝癖がひどかったんだなって思ったから。