「ハハッ。そりゃどうも」 隣に並ぶと、やっぱり大きいなって思う。 約二十センチ位違う身長差は、少し威圧感があったりもするけれどそれが変に心地よかったりするの。 でも……やっぱり不釣合いだな、なんて現実を突きつけられたり。 ――身長差が不釣合いなんじゃない。 ハタから見ればイケてる彼と、まるで図書委員か生徒会役員みたいな私。 イマドキ少女マンガでもありえない設定だもん。