「あっ、あの――」 「いいよ~! 帰ろーぜ」 思ってもみない答えに、胸がキュンとなる。 「しっかし、りかから誘ってくるなんてすげー珍しいじゃん」 「たまにはって……思って」 汰一君の話からすれば、これは夢で合ってるハズ。