「あのさ。入学式始まんだけど?」 「あぁ、まぢ?急がなきゃな!あ、俺、俊の小学校からの友達。柏木雅人。あんた、名前は?」 「雅人かぁ!かっこいい名前やなぁ!俺は、坂本健吾ー!転入生です☆よろしくしたってな!!」 ニカッっと雅人に向けて笑顔を見せた、健吾。 下を向いて、少し震えてる雅人。 「おい?どうした?」 俺が声をかけると。 「俺…俺…っ!健吾好きぃー!!」 って、健吾に抱きつく雅人。