ガラッ





申し訳なさそうに



ドアを開けた。






そこには、



あきらか体育の先生ですよ、みたいな



先生がたっていた。





「こら!二人仲良く高校初日に遅刻か?いい度胸してるじゃないか。前沢に矢田…か。よーく覚えておこう。」





クラスに笑いがおこった。




あまりの恥ずかしさに、その場を動けず




ずっと床を見ていた。




「二人とも早く席につけ。」




とぼとぼあいてる席に座った。