「あっ、ありがと…。ごめん。こんなことまでしてくれて…。」 葵は、持っていたばんそうこうを 傷に合わせて張ってくれた。 「ううん!全然いいよ!私…こ―ゆーことしか出ないし。」 ―キーンコーンカーンコーン って…今の…チャイム!? 「えっ…今のってチャイム…だよね…?」 「うん…。どうしよう…。」 …。 二人で、顔を見合って… 青ざめた。 「「遅刻だぁぁぁぁあああっ!!!」」