桜の見える丘(仮)



「ちょっと待ってよ!!!」


「待てなーい。この分時間減らすからね?」


3―――・・・


2―――・・・


えぇえーい!もういい!!!間違ってたら謝る!!


1―――――・・・


「純…君…!!!?」


どっち?あってる?間違ってる?


「正解~!!んでも『君』なんて余計なものつけた罰ね?」


罰…って…?


ガタッっと私の机の上に純君の手が置かれる音がして…


「ぇ……?」


チュッっと…おでこにキスされた。


なにをされたのか…理解するのに時間がかかった。


「んじゃ…これからは『純』って呼んでよ?じゃーね」


何事もなかったかのように…私の元を去っていった。