「あれ…。水道…ない…。」 彼女は迷ったのか うろちょろ同じとこを歩いている。 まぁ、新しい学校だもん…。 そりゃ。迷子になるわ。 「ご、ごめんなさいっ!!私…後先考えず行動しちゃうとこあって…。」 彼女は、目に涙をうっすらためて 私に謝った。 「いや…いいよ!!そんな、謝らなくても…。」 彼女は、私の傷のこと気にしてくれたんだよね。 方向音痴の私だが、 水道を一緒に探すことにした。