次の日、由佳がバスに乗って言った第一声が……… 「合格」 合格って……… 私は審査員気取りしている由佳と、いつもの“アノ人”の後ろの席にすわった 「彩、なかなかやるなぁ。結構なイケメン君じゃないの」 「声大きいってばっ」 「ついに来ました、親友の出番」 由佳、やめて お願いだからぁ………… ………………的中