痕1つない、すべすべで瑞々しい白い肌。

二重の大きな目に、長いまつげがキレイだった。

小ぶりな鼻に、誘惑全開のピンクの唇がかわいらしい。

全てに欲情しかけている俺は、変態なのだろうか?

こいつ、絶対にかわいいの部類に入るな。

うん、きっとそうだ。

そんなことを1人で首を縦に振ってうなずいた俺に、
「何の用ですか?」

彼女が聞いてきた。

あっ、そうだった。

用があるから呼んだんだった。

半分目的を忘れかけていた自分に反省した。

つーか、女を探しにきた訳じゃない。

背は俺の頭1個分低い。

あら、足元を見たらヒールつきの靴を履いてる。