息が詰まる―
その日の5限目
あぁなんなのだろうあの息が詰まる感じ
いやだなぁ
「蒼」
すぐに気付く
「壱」
なんだか言いにくそうに私の前に来る
「どうしたの?」
さっきまでの息苦しさなんて忘れたことなどわからなかった
「えっと、あのっ一緒に帰らない?いやっ帰ろう、帰って下さい?」
真っ赤になって言う壱がどうしようもなく可愛くみえて少し笑ってしまった
「ふふっ、うん」
「本当!?」
よっしゃといって席に帰るのを愛おしく見送りながらまた笑ってしまった
その日の5限目
あぁなんなのだろうあの息が詰まる感じ
いやだなぁ
「蒼」
すぐに気付く
「壱」
なんだか言いにくそうに私の前に来る
「どうしたの?」
さっきまでの息苦しさなんて忘れたことなどわからなかった
「えっと、あのっ一緒に帰らない?いやっ帰ろう、帰って下さい?」
真っ赤になって言う壱がどうしようもなく可愛くみえて少し笑ってしまった
「ふふっ、うん」
「本当!?」
よっしゃといって席に帰るのを愛おしく見送りながらまた笑ってしまった

