パニック

まさかのいきなり
なっなんていえばっ

「おはよ」

私より壱の方が早く口を開く

「おっおはよ」

「入んないの?」

私だけに向けられる低い声

「入るよ」

「ははっ、なんだそれ」

はにかんで笑うの声が心地よく耳に響く