~♪~♪~



「はい、もしもし?」



電話の向こうからは



女の人の声が聞こえてきた。



しかも若い女の人の声が。



「あぁ、優か?今?ホテルに京汰兄弟と3人人で泊まってる、うん。うん。はぁ?しょうがねえな・・・心配すんなお前だけだから。あぁ、俺も好きだから。じゃあな。」




ぶちッ。



先輩は電話を切ると、


またすぐに寝てしまった。




え?何この会話。



{蓮今どこにいるの?会いたいよ}


{うん、大好き。じゃあね♪}



かすかにこの会話だけ聞こえた。