柔らかい唇の感触…。 電流が走ったかのように体がビクッと震える。 前に一度… ハプニングで九条君と床に倒れこんでしまった時にも唇に少し触れてしまったことがあったっけ…。 だけど… その時とは比べられないぐらい、体中を駆け抜けていくドキドキが違う…。 とても温かいキス…。 九条君が好きだから、こんなに嬉しい気持ちになれるんだね…。 ゆっくりゆっくりと唇を離していった九条君は、不意に私の眼鏡を外した。