「な、なんだか綺斗君…、オーラがめちゃくちゃ甘いね…。」 固まっていた汐莉が少し頬を赤くしながら笑った。 「俺にとって紗智は特別だから…。初めて“何よりも大切”って思えた女だ…。」 ドキン…… 大きく波打った鼓動に、体中が震えたような感覚がした。 思いっきり、ときめいちゃったよ……。 ドキドキしている胸に視線を向けていると、髪に絡ませている九条君の指がピタリと止まった。