「あの……実は…」
「藤野さん、綺斗とめちゃくちゃ仲良さそうだったよね。私なんか、手を繋いでもらったこと無いのに。」
え?
あの状況のどこが仲良さそうに見えたんだろう…。
かなり無理やりだったと思うんだけど…。
「だから、あれは……」
「綺斗と藤野さんって、接点がまるで無い気がしてたのに、なんであんな風になっちゃうの?一体、何があったの?」
こ、この感じだと…たとえシッカリと説明したとしても、信じてくれないだろうな…多分。
次々と言葉を発してくる知穂さんに、圧倒されていた時だった。
「朝っぱらから何してんだよ…知穂。」


