「う、うん。大丈夫だけど…、どうしたの?」 まさかの朔矢君からの電話に、変な高さの声になってしまった。 さっき図書館で会った上に、色んなことがあったせいか、動揺してしまう。 『ちょっと、さっちゃんの声が聞きたくなったんだ…』 「私の…?」 『うん。明日は学校があるのに、なんだか待てなくて…。』 照れくさそうに話す朔矢君に、顔はますます熱くなる。