「きゃっ…!」 驚きのあまり、携帯電話をクリーム色のカーペットの上に落としてしまった。 「大丈夫か?」 「だっ、大丈夫。いきなり震えたからビックリしただけ。多分、お母さんからだと思う。仕事…終わったんじゃないかな…。」 アタフタしながらカーペットの上に座り込むと、画面も見ずに通話ボタンを押した。 「もしもし?お母さ…」 『さっちゃん?朔矢だけど、今…電話大丈夫?』 うそっ… 朔矢君…!?