「航も結希も寝ちゃったな。」 「そ、そうだね…。」 昼食が終わり、リビングでソファーに座って4人でテレビを見ながらくつろいでいたものの… いつの間にか航と結希は、私や九条君に寄りかかるようにして眠ってしまった。 おそらく、午前中に九条君とたくさん遊んで疲れてしまったんだろう。 私は、嬉しそうな表情を浮かべている二人の寝顔を見つめた。