せっかく順調に準備を進めてたのに、九条君が突然抱きしめたりするから… じ、時間をロスしちゃったじゃない…。 中華めんを茹でるために火にかけていた水は、グラグラと沸騰していた。 私も… 体の中が熱くて… ものすごく熱くて… このまま沸騰しちゃいそう…。 もうっ! また九条君に時間も気持ちも…狂わされちゃった…。