「やったぁ!おねえちゃんのごはん、大好き!」 「ゆきも、だいすき!ママとおなじくらい、おいしいもん。」 そ、それは…照れる。 嬉しいけど、航も結希も言い過ぎだよ…。 九条君も聞いてるっていうのに…。 チラリと横に立っている九条君を見上げると、笑みを浮かべていた。 「へぇ…。そんなに紗智の作る料理って美味しいんだな…。めちゃくちゃ楽しみ。」 うっ……。 ものすごいプレッシャー…。 変に期待されても困るんですけど…。