放課後恋愛

『九条君にはご飯食べて、ゆっくり休んでもらってね。』


「えっ!?うん…。わ、分かった…。」


この流れで、さすがに嫌とも言えないや…。


『九条君、航や結希といっぱい遊んでくれてたから、きっとクタクタだと思うの…。』


「へぇ…。そ、そうなんだ…。」


そんなに遊んでくれてたんだ…、九条君。


航や結希がすごく嬉しそうにしてるのも納得できる。

『じゃあ、また後でね…。そうだ!今度は、二人でゆっくりデートにでも行ってきたら?』


「だ、だから九条君は彼氏じゃないってば!」


慌てて言うと、お母さんは笑いながら電話を切った。

もう…お母さんったら…。

九条君は…同じクラスの男の子だよ……。



ただ…それだけなんだから…。