お母さん…、早く帰って来ないかな…。 バッグの中から携帯を取り出して時間を見ていると、突然、バイブが震え始めた。 あっ… お母さんからだ…! もしかして、意外とパートが早く終わったのかもしれない…。 期待を抱きながら通話ボタンを押した。 「もしもし、お母さん?」