「ど、どうしたの!?」 驚いていると、朔矢君は近くに人がいないことを確認してから、私の手を握った。 「さっきの返事は…早めに聞かせてもらえると嬉しいな…。」 そう言うと、手の甲にチュッとキスを落とす。 「さ、朔矢君っ…!今の…」 突然のキスで口をパクパクさせている私を朔矢君は微笑ましそうに見つめた。 「さっちゃんのそういう可愛い表情…、俺だけが独占できたらいいな…。」 朔矢君は手を離すと、“また明日、学校でね”と言って図書館の中に戻って行ってしまった。